『寒の内』 温めるだけが冬の養生ではありません。

【 加熱加温よりも、保暖保温が大事 】
「小寒(しょうかん)」を迎え
『寒の内』に入りました。
「寒い、寒い」といって
暖房ガンガン、
電気カーペットや電気毛布に頼りきり…
いわゆる『人工的な外から加温』一辺倒
という人は、
土用と立春にガタ崩れしやすくなります。
「冬」に養うべき【陰(いん)】つまり
『血』『滋養』や『潤い』が枯渇した状態では
次のステージである「春」に
スムーズに移行できないわけです。
「自然な加温なら良いでしょう」
と身体中あちこち天地無用(?)で
玄米ホットパックやお灸で
温めている人もいます。
まぁ電気毛布よりはマシですが…
根の無い陽気は、単に上部に昇りますからね。
もしも首筋が熱くて手足が冷えていたら
是非とも温め方を見直してほしいです。
むやみに外から温めるよりも
内なる体温を逃さない
「衣類による保暖」の方が10倍大事。
内から身体を温める
「飲食による保温」の方が100倍大事。
そして衣類と飲食の養生が出来た上で
「外を散歩することによる
 寒気(陰)の適度な取り込み、
 氣血の循環と適度な産熱」は1000倍大事。
そして
百会(頭)
丹田(腹)
労宮(手のひら)
湧泉(足裏)
が過緊張していたり冷えていたりする時に
無理に散歩や運動をすると、
氣血が巡るどころか
どんどこ消耗してしまい、
腎の精(氣血の貯蓄貯金)が
がんがん擦り減ることになるので、
けして無理はしないでくださいね。
東洋医学の古典や学びには
ちゃんと答えがあります。
季節と気質体質に合わせた
東洋医学の養生法で
あなたと、ご家族の
安心と笑顔が広がっていきますように
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温故道 山本
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