【33】小暑末候
第三十三候「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう) 」新暦7月17日~7月21日 頃
鷹のヒナが、飛び方を習い覚える
植物 | モロヘイヤ
桃の葉 |
魚 | 鰻(うなぎ) |
動物 | ハチクマ |
行事など | 土用入り:
夏土用、立秋前18日間。 丑の日に夏バテしないように鰻(うなぎ)を食べる。 |
モロヘイヤ 和名:縞綱麻(しまつなそ) 漢名:長朔黄麻(チョウサクコウマ)
‥古代エジプト時代からの滋養強壮野菜。
「驚異の野菜」と称賛され、夏バテに良いとされている。
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また、「桃葉湯(とうようとう)」といい、桃の葉を入れた風呂があせもなどの皮膚疾患に良いとされた。
※桃の葉‥‥苦、平、無毒、
尸虫(しちゅう:体内にすむ虫)を除き、
疫毒(えきどく:流行病)を去り、
悪氣(いらだち)を治す‥などとされる。(本草綱目より)
この時期ならではの植物の活用がある。
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鰻(うなぎ)鰻鱺魚
‥温、甘、有毒、入経:肝・脾・腎
氣を増す。虚(不足による不調状態)の治療。強壮、強精。(「西川修著「中医食薬大全」より)
痔瘻、腰膝に力が入らない(ぐにゃぐにゃ)、脚気、婦人の帯下など治す。(「本草綱目」より)
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